否定されて、反省し、面白く生きている人はいない

先日、スポーツクラブのラウンジで新聞を読んでいたら、ある記事が目に留まりました。
12月17日読売新聞に掲載された、脚本家・北川悦吏子さんのインタビューです。
いい内容だったので、一部を紹介します。
朝ドラの放送中は、ネットの賛否両論の中で、つぶれないようにしようと思いました。自分の信じるものを書くのだ、と奮い立たせました。
そしてそれを応援してくれる人たちを大事にしようと思いました。その方が、作品が面白くなるからです。否定されて、反省し、面白いものを書ける作家を私を知りません。
僕は別に物書きではないので、作品のところを人生に置き換えて考えてみました。
すごくストンと落ちる内容でした。
自分の信じたことをするんだと奮い立たせる。
否定されて、反省し、面白く生きている人を僕は知らない。
一億総評価社会、一億総レビュー社会と言われるように、SNSの普及も相まって、世の中人への批評で溢れています。
そしてその評価の相当数が、否定的なもの。
過労死自殺した方への世論で、「死ぬほど辛いなら、無責任でも逃げればよかった」と少しまともな意見が出てきたと思ったのも束の間。
この意見を体現かの如く、仕事内容が死ぬほど辛くて出家した女優さんに対しては、「いきなり辞めるなんてあり得ない、大人としての責任がある」という意見が多くて、こりゃーダメだ・・・と思いました。
唖然とする程の二枚舌で、「仕事が上手くいかない人には、どっちみち批判するんかい」と。
そんな意見に耳を傾けて、反省していたのでは消耗するだけ。
自分自身の経験としても、否定→反省の流れで色々考えて行動している時よりも、我関せずで自分の道を行っている時のほうが、明らかに人生好転している感があります。
周りを見渡しても、また然り。
一部の否定的な意見で潰れる程、もったいないことはないと思います。
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