セミリタイア体験記(社会人4年目~7年目)

セミリタイア体験記の2回目。
今回は、社会人4年目~7年目を書いていきます。
(社会人4年目)
社会人4年目を迎えた春に、職場が異動になりました。
次はそこそこ花形っぽい部署です。
しかしこの部署で、仕事についていけずに完全にメンタルをやられました。
やるべきことはあるけど、周りに聞いても理解できずに仕事が片付いていかずに、どうすることもできませんでした。
一時は転職を決意して、内定まで取りましたが、上司と家族の説得により断念。
その後、適応障害でとても仕事ができる状態ではなくなり、10月後半から1ヶ月強休職することになりました。
休職についての詳細は、以前のブログ記事で書きました。
適応障害って何だ?①
適応障害って何だ?②
適応障害って何だ?③
休職中は、今後の不安や仕事を押し付けた申し訳なさはありましたが、正直楽しかったです。
毎日寝たいだけ寝て、ジョギング、筋トレ、裁判傍聴等を楽しんでいました。
興味があった簿記の勉強もやってみました。
休職を経て、12月から復帰してからは、かなり仕事の負担を減らしてもらいました。
少し気持ちの余裕もできて、その後何とか4月の異動まで過ごすことができました。
1月には、このブログも始めました。
4年目の年収は、423万円。
休職は有休と病休の範囲内に収まったので、給与やボーナスは通常通りに支給されました。
年末時点での総資産は、799万円でした。
この年は、急激な円高が進み、投資の年間リターンが始めてマイナスになりました。
-55万円の含み損を抱えていました。
ただ仕事での悩みが大きかったこともあり、全く気になりませんでした。
積立投資も自動引落の設定をしており、メンタルがボロボロでも継続することができました。
休職をきっかけに、完全リタイアからセミリタイアへ、気持ちが変わっていきました。
とりあえず、プレッシャーが半端なく、ストレスフルな仕事から早めに撤退する。
その後の収入効率は悪くても、セミリタイアのほうがいいと思うようになりました。
また、休職中でも楽しめちゃったことで、金銭面以外でのセミリタイア生活にはかなり自信を持つようになりました。
3月のブログ記事「40歳セミリタイアに向けての資金計画」にて、これまでざっくり50歳と思っていた退職時期を大幅に早めて、40歳で辞めることを明確にしました。
(社会人5年目)
通常1つの職場には、3年前後いるんですが、休職するほどメンタルが追い込まれたので、例外で1年で異動させてもらいました。
異動先は、新人が多く配属になるような部署。
あまり人気のない仕事ですが、変われるならどこでもいいぐらいに思っていたので、ホッとした記憶があります。
異動先では、最初丁寧に教えてもらったこともあり、スムーズに入っていくことができました。
何度か辛かったこともあるんですが、前年から見ると雲泥の差。
やるべきことは、ちゃんとできている感覚が戻ってきました。
人生復活しました。
ブログや運動等の趣味も、楽しめるようになりました。
5年目の年収は、425万円。
この年から、収支の記録も始めました。
収入367万円、支出117万円で、収支は250万円。
年末時点での総資産は、1,267万円まで伸びました。
この年の夏からMSでの副業も始めて、資産も1,000万円を突破。
最大の懸案事項である仕事も落ち着いたので、順調にセミリタイアに向けて歩んでいました。
(社会人6年目)
職場2年目も、やるべき仕事内容は変わりません。
1年目で年間の流れを経験したので、気持ち的にも余裕を持って、仕事に取り組むことができました。
少し新しい仕事も加わりましたが、そつなくこなすことができていました。
6年目の年収は、451万円。
収入401万円、支出101万円、収支は301万円。
年末時点での資産は1,908万円。
アベノミクスで資産が急増。
これまでは夢物語だった40歳セミリタイアが、僅かに見えてきました。
この年は、移住先候補の視察として、札幌に行きました。
夢の札幌を目の前にして、セミリタイアへの思いがかなり強くなった記憶があります。
(社会人7年目)
職場での3年目は、大まかな仕事内容は変わらないのですが、教育係を任されました。
元々人に何かを教えるのは嫌いじゃないし、担当した人もできる人だったので、悪くはありませんでした。
休職したことで大幅に遅れていた昇任も果たして、少し給料がアップしました。
この頃になると、仕事にも慣れて頼られることも多くなりました。
また、たまに参加したレクリエーション大会でも活躍していたので、職場で色々お誘いを受けることも増えてきました。
みんなと仲良くして、仕事も程よく頑張ってみたいな考えも少しありましたが。
しかし、辛い場面ももちろんありましたし、ここで自分はできると調子にのってはいけないと思っていました。
職場にどっぷりと浸かるのではなく、一定の距離を置くことを心がけました。
誘いの多くは断り、仕事も決して張り切らずに、最低限のことだけを確実にするようにしていました。
社会人7年目の年収は、487万円。
収入435万円、支出114万円、収支321万円でした。
年末時点への総資産は、2,541万円。
引き続きアベノミクスでの好調な株価が続き、2,000万円を突破。
40歳セミリタイアとしていましたが、前倒しもいけるんじゃないか?と考え始めていました。
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