セミリタイア後に両親との関係が良好な理由

先週土曜日に帰省して、両親と過ごしていますが、正直非常に居心地がいいです。
一人で部屋に籠もって、テレビやパソコンをする時間は長くありません。
居間で親と会話したり、一緒に買い物に行ったりしています。
その中で、親から小言を言われたり、心配されたりすることもありません。
在職中と特に変わらない接し方です。
セミリタイア直後は、少し微妙と感じたこともありましたが、今ではすっかり良好な関係。
その理由を分析してみました。
■あまり労働に重きを置く親じゃない
これはラッキーですが、両親共に仕事、仕事というタイプじゃありません。
父親は60歳で定年退職、母親は50歳で退職しましたが、それなりに現在の日々を楽しんでいる様子。
2人で散歩に行ったり、それぞれの趣味に精を出したりしています。
仕事をしていたほうがよかったとは、全く思っていないみたいです。
だから決して、僕に仕事をするべきだ的な説教をすることはありません。
■元から期待が高くない
僕は昔から好き勝手やるドラ息子だったので、元来親からの期待が高くありません。
大学で横浜に行くまではまあ普通としても、就職でなぜかいきなり福岡という意味不明の行動に出ました。
なので退職→セミリタイアについても、不可解な行動の延長線上。
「あいつがそうしたいんやから、しゃーねーな」ぐらいに思われていることでしょう。
■セミリタイア願望は伝えていた
退職について、突然話したわけじゃありません。
仕事ができないこと、辛くて休職したこと、将来はセミリタイアしたいこと等、帰省した際には随時話していました。
そのため特に驚きはなく、LINEで退職を伝えた時も、3ターンぐらいで「まあ楽しくやっていけ」とあっさりしたものでした。
■金銭的な心配が大きくない旨説明している
子どもがいくら仕事嫌いとは言え、一般的な感覚からすると、30代前半でほぼ仕事をしないとなると、金銭的な心配をするものでしょう。
ただこの点に関して、資産額や収入源を伝え、まあ大きな不安がない旨を説明しています。
僕がキッチリした性格であることは両親も知っているので、金銭面ではあまり心配していなさそうです。
■意外と親孝行している
こう見えても、僕なりの方法で親孝行はしています。
両親がネットに疎いので、格安SIMの設定からサポートまで対応しています。
不明点があれば、使い方のマニュアルを作成していますし、ネットオークションの代行まで。
特にオークションは1週間に2・3回言ってきますが、迅速に我ながら献身的に尽くしています。
以上、両親の性格的にラッキーな部分もありますが。
早いうちからセミリタイア願望について説明して、経済的不安が少ないことを理解してもらえた点が現在の良好な関係に繋がっていると思います。
もちろん諸手を挙げて喜んではいないし、ガッカリや失望している点も多分にあることでしょう。
ただ自分にできる範囲の親孝行は継続して、家族にも理解される形でのセミリタイアを続けていけばと思います。
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