世の中は公平ではない
その女子生徒は中学校1年生のときからいじめに遭い、適応障害を患いました。
授業には出られなくなりました。
しかし、不登校になるのではなく、別教室に登校し、問題集を解くなど1人で一生懸命解きました。
努力の甲斐あって、実力テストでは学年上位に入り偏差値は60超え。
中学ではいじめられたけど、希望の進学校に行けば変わるのではないかと、勉強を頑張りました。
でも授業に出ていないので内申点は3が中心。実技系の科目では1もありました。
高校受験では内申点の割合が大きいので、希望の進学校への絶望的になっています。
これを見て古舘伊知郎やコメンテーターは
「いじめられた生徒が不利になるのはおかしい。特例措置でも実力を評価してほしい」という意見でした。
僕はこれを聞いて違和感を感じました。
そんな綺麗な理論というのは、普通はありえません。
会社に入って、いじめられて会社に行けなくなれば、最終的には解雇になる場合が大半でしょう。
別室出社して、そこでできる仕事をさせてもらえるなんてところは少ないでしょう。
まして、別室での仕事が評価され、高い給与を貰えるなんてことはありません。
結局は周りとうまくやっていくという世渡り上手かどうかが極めて重要なわけです。
公平な評価というのはありません。
世の中は、不条理と常に付き合っていかなければなりません。
残念ですが、それは基本的に中学生でも同じでないといけないのかなと思います。
追記(10月20日) 皆さんから記事に違和感の意見をいただきました。自分で読み返してみても、「世の中は不条理だ」ということを主に伝えたかったのですが、「いじめられる奴にも原因がある」とも思われるような記事内容で、しょうもない記事になってしまいました。
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