幼稚園の先生へ

幼稚園の時の話。
正確には僕は覚えてないんですが、中学生の時に幼稚園からの友達にエピソードを聞かされました。
ある晴れた日に、先生が「今日は晴れてて気持ちいいから、みんなで外でお弁当を食べましょう」と提案しました。
みんな喜んで弁当を持って、外に出ていきます。
ところが僕1人は、教室で弁当を食べようとしています。
先生 「金村くんも外で食べようよ?」
僕 「いや、僕は中で食べる」
先生 「外でみんなで食べたほうが美味しいよ~」
僕 「外でみんなで食べても、弁当の味は変わらんし」
先生 「・・・」
結局みんな外でワイワイ弁当を食べている中、僕1人教室で食べていたとのこと。
ここからは想像ですが、僕は「金村くんと一緒に中で食べる」という人が現れるのを密かに期待していたんだと思います。
でもそんな人は現れずに、先生にもクラスメイトにも引かれてしまいました。
なんて面倒くさい、最悪な子どもでしょうか・・・
愕然とします。
中学生なったある時に、偶然すれ違った当時の幼稚園の先生から声を掛けられたことがあります。
「10年前の園児をよく覚えてるな、スゴいな」と思いましたが、こんな面倒くさい園児だったので印象深かったのかもしれません。
もしかしたら、教育者として僕の将来を心配してくれていたのかもしれません。
この悲惨なコミュ力は、33歳になった今でも全く改善されていません。
”三つ子の魂百まで”を地で行く男です。
こんなんなんで、小中高と次第に友達は減っていきました。
真面目で勉強だけはしていたので、大学に入って、公務員にもなれましたが、結局続けることができませんでした。
でも、ご安心ください。
年少のひよこ組、年長のきりん組でそれぞれ担任だったH先生とO先生。
僕は今三重県から遠く離れた札幌の地で、それなりに楽しくやってます。
当時は、わがままばかり言って、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
でも、先生たちはこんな僕でも受け入れて優しく接してくれ、輪の中にも入れてくれました。
そのおかげで、幼稚園ではたくさん友達もできましたし、楽しく過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
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