節約では回数を減らすのではなく、完全に断つことを考えるべき

何か無駄だと思うことが見つかり、節約しようと思った時。
2つの考え方があると思います。
①回数を減らして徐々に少なくしていく
②いきなり完全に断つ
①の言い分はこうです。
節約ばかりで我慢し続けていると、無理がたたって爆発してしまうかもしれない。
そうすると苦しいし、余計お金がかかる。
だから無理せずに、少しずつ減らしていく。
しかし、この発想が解せません。
いやいや爆発とかするけ?
例えば毎日1袋お菓子を食べていた人が、経済的にも健康的にも良くないので、一切辞めたとします。
それで2週間した時に、とうとう我慢しきれなくなって、3袋ぐらい一気に食べちゃった。
そこからタガが外れたように、毎日2袋食べるようになってしまった。
もしこんな風になるなら、確かに完全に断つよりも回数を減らしたほうがいい。
でもそんなことありますか?
3袋ぐらい一気に食べちゃうことはあっても、普通そこで「いかんいかん」となってまた辞めるんじゃないですかね?
むしろ中途半端に減らすほうが、常にお菓子を意識するので辛いんじゃないかと思います。
一気に辞めて、意識から外して習慣化していくほうが、スムーズではないかと。
”習慣”について非常に参考になった以下の本でも、こう書かれています。
お酒を完全に断つよりも、週に1~2度などにした方が楽しみも諦めずに済むし、続けることができる気がする。
しかしぼくの答えははっきりNOである。
ぼくも以前、完全に断つのはあまりに寂しいので、さまざまにお酒を飲んでいい例外ルールを考案してみた。
しかし例外はどんどん増えていく。
そうしてルールは複雑化し、これは認められるか、我慢したほうがいいのかどうなのか考えることになる。
つまり「意識」が呼び出されるので、もはや習慣として続けるのは難しい。
僕もこの考えに完全同意なので、節約するべき事柄、特に無駄使いと思われることには、回数を減らすのではなく、いきなり完全に断つことを考えるべきだと思っています。
それでも爆発が・・・と言うなら、完全に断ったら本当に爆発するのか?実験してみればいい。
もし本当にタガが外れて、狂ったように浪費して逆効果になる性格だと分かったら、減らす方向で検討するでいいんじゃないでしょうか?
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