海外ゲストハウス体験記
海外へのゲストハウスを初体験してきたので、その点に絞って書きたいと思います。
ゲストハウスとは、部屋の中に2段ベットが複数あってそこに寝泊まりするような安価な宿泊施設です。
一般的なシングルルームとは違って、知らない人たちと一緒に泊まることになります。
もちろん風呂やトイレも共同。
今回僕は、釜山中心部のチャガルチ駅側にあるポップコーン ホステル ナンポ (Popcorn Hostel Nampo)に泊まりました。
リンク先のAgodaからネット予約。
4泊で3,330円でした。
通常釜山でシングルルームを取ると、安くても1泊3,000円ぐらいはかかります。
4泊だと12,000円以上で、1万円弱も安く泊まることができます。
初日は緊張しながらフロントに行くと、中東系っぽい人がソファーに寝込んでいて、どうやらこの人が受付役みたい。
予約した金村ですと韓国語で話しかけ、スマホの予約画面を提示。
フルネームを聞かれて確認後に、部屋の前まで案内してくれました。
部屋に入るためには、暗証番号入力が必要で番号と入力方法を実演してくれます。
英語も韓国語もリスニングはさっぱりの僕ですが、何とか入室方法は分かりました。
部屋は2段ベットが4つ置かれていて、8人泊まることができます。
男女共同部屋で、泊まった4日間は半分ぐらい埋まっていたように思います。
アメニティーは、ベット上にタオルが1枚置いてあるだけ。

部屋は清潔感があり、各ベットにカーテンがあり一応プライバシーも保てます。
wifiも使用可能で、各ベット近くに電源もついていました。
他の宿泊客は、言葉より韓国人や中国人っぽい人でしたが、大声で話したりすることもなく、客層も悪くありませんでした。
ゲストハウスと言うと、宿泊客同士の交流が無駄に盛んで、言葉もできないのでそういうのが得意ではありませんが、全くなかったです。
泊まったゲストハウスは2階に分かれていましたが、僕の階には2箇所風呂&トイレがありました。
バスタブはなくて、トイレにシャワーがついているだけの簡素な感じ。
ちゃんとお湯は出ますし、ボディーソープやシャンプーが用意されているので充分です。
同じ階に他に3部屋あって、それで2つしかないのは心もとないですが、幸い空いていて使いたい時に使用できました。

その他の設備としては、フロント近くにチッキンがあり調理器具や食器があります。
テーブルも設置されているので、料理をしてここで食べることもできます。
パソコンや書き物も可能でした。
また各階にやや簡素ですが、ロッカーもあり荷物を預けて、身軽に旅行することができます。

ちなみにサイトには食パンが用意されていると書いてありましたが、見当たりませんでした。
他の人もラーメンを作って食べているだけです。
この辺は、実際の情報と違うこともあるんですかね。
全体としては、料金の割には決して悪くはなく、全然泊まれるなと思いました。
しかし当然、以下の通りデメリットもあります。
・風呂&トイレの数が少なく、使えない可能性がある
・風呂&トイレが使えたとしても、待っている人がいると思うと、ゆっくりできない
・ベットにカーテンはあるが、上部の柵から丸見え
・上記より、ゴソゴソすることが不可能
・寝る時に自分の都合だけで電気が消せずに、途中で起きてしまいがち
・部屋にテレビがないので、現地の番組を見る楽しみを味わえない
・受付の人が日本語ができずに色々不安だった
・音は丸聞こえなので、マナーの悪い人やいびきがうるさい人がいたら最悪
・ベットはカーテン1枚、ロッカーも簡素で鍵はしょぼい南京錠だけで、防犯は期待できない
ただでさえ疲れがちな海外なので、上記のような感じで連泊すると疲れが溜まってきます。
今回は4泊しましたが、僕的にはこのぐらいが限度かなと思いました。
とまあデメリットはありますが、韓国でも1泊1,000円以下で泊まれる点は最大の魅力。
設備的にも許容範囲ですし、慣れると眠ることもできます。
治安が悪くない国では、今後ゲストハウスかなと思いました。
- 関連記事
-
- 釜山・慶州旅行記(旅費・総括)
- 海外ゲストハウス体験記
- 釜山・慶州旅行記(3・4・5日目)