変動費の定義に注意

節約の基本は、固定費を削減することだと言われます。
生命保険やキャリア携帯、各種会員費等、一度しっかりと見直して削減すれば、以後は自動的に節約できるので効果的。
一方で、変動費の節約はどうしてもケチケチしがち。
あまり削ると、楽しみや成長も削ることになる。
僕もこの意見には賛成で、固定費を最適化することで、効率的に安定的に節約ができると感じてします。
しかし、問題なのは変動費の定義。
変動費と言えば、食費や交際費、娯楽費をイメージするでしょう。
これらは楽しみや成長のために、ある程度大らかに使っていきましょうと考える人が多いと思います。
ただ、一見変動費っぽいものの中に、固定費が隠れているので、注意が必要です。
例えば食費。
変動費の代表格で、削ると生活に潤いがなくなったり、健康にも影響が・・・と考えられがち。
しかし、食費の中にも固定費が隠れています。
僕は以前健康のためと思って、牛乳と野菜ジュースを定期的に買っていました。
これは完全に固定費です。
特に考えもなく買っていましたが、牛乳が健康にいいかどうかは諸説あるみたい。
野菜ジュースも、糖質の問題があり、専門家の評価はあまり良くないみたいです。
少なくても、両方とも健康のためという理由で、買うほどの価値はないと考え、辞めました。
その分削減したり、別の野菜に回すことができました。
交際費についても、同じことが言えます。
例えば、◯◯会と言う名の下に、定例的に集まる飲み会があるかもしれません。
あれは固定費にカウント。
もちろん、固定費にカウントできる飲み会が全て悪いとは言いません。
ただ交際費=変動費と十把一絡げに扱って、ここは聖域だみたいに考えるのは、思考停止かと。
同じ交際費と言えども、固定費にカウントできるものは結構隠れており、これはしっかりと精査する必要があるでしょう。
以上のように、固定費は支出の広範囲に見られます。
もう少し広めに固定費を捉え、再考してみることが、より良いお金の使い方に繋がると思います。
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