「君子危うきに近寄らず」という言葉が好きじゃない

「君子危うきに近寄らず」という故事成語があります。
賢い人は、むやみに危ないところへ近寄らないって意味ですね。
納得できる部分はありますが、僕自身あまりこの言葉が好きではありません。
言い換えると、教訓にしようとは思いません。
理由としては、ちょっと危なそうなことこそ、面白かったり、旨味があって、そういうことに足を突っ込んでいきたいという思いがあるからです。
例えば先日のリゾバ。
7日間連続勤務、雑魚寝、学生が多い、ほぼ未経験の飲食等々、危険な香りで一杯。
阿寒湖まで行って、泊まり込みなので、嫌でもバックレも困難です。
興味はありつつも、最初見た時は躊躇しました。
ところが実際にやってみて、思った以上にアタリでした。
仕事はそれほどでもなかったし、温泉や飯はよかったし、お金を稼ぎつつ観光するのは気分がいい。
君子危うきに近寄らずでは、決して得られない経験ができました。
他にもTwitterもブログもやってない女性から誘われて、思い切って会ったのが今の彼女です。
副業規定的にたぶんアウトですが、ひっそりやっていたGoogleAdSenseやMSは今でも貴重な収入源です。
逆に失敗事例もあったでしょうが、あんま覚えていません。
ってことはその程度。
トータルでは、危うきに近づいて大幅にプラスだったと言えます。
もちろん、ほんまにヤバいことや人には決して近づかない程度の嗅覚は、持っていきたいと思います。
せっかくのセミリタイアを台無しにはしたくありません。
ただし、まだまだチキンで過度な自主規制をしてしまうことがあるので、その辺は改めていきたい。
「君子危うきに近寄らず」ではなく、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を教訓にしていきたいですね。
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