セミリタイアの孤独で怠惰な生活は悪影響があるのか?

セミリタイア後、仕事していた時に比べて孤独で怠惰な生活を送っています。
面と向かって人と話すのは、スポーツクラブやバイトで軽く言葉を交わす程度。
他は週1程度で彼女と電話したり、たまにブログ経由で人と会うぐらいです。
誰とも会話せずに、1日過ごすみたいな日もザラにあります。
また、昼夜逆転はしてないし、運動習慣もありますが、明らかに怠惰な生活になっています。
頭を使う機会も格段に減っていますし、難しいことを考えることはほぼありません。
朝布団の中に長くいたり、日中意味のないネットサーフィンをしてボケ~っと過ごすこともあります。
こんな孤独で怠惰な生活を1年半続けて、何か悪影響、もしくはその徴候が出てきたのでしょうか?
あくまでも自己分析ですが、考えてみたいと思います。
まず懸念されるのがトーク力、コミュ力の凋落。
ですがこれに関しては、そう感じません。
元々最底辺なので、これ以上落ちようがないのかもしれません。
たまに人と話す機会がある時には、普通に話せます。
以前に比べて、上手くコミュニケーションできないとは思いません。
続いては認知機能。
孤独で怠惰な生活を送っていたら、脳が退化してバカになりそうです。
でもさすがにまだ30代中盤ですし、今のところ特に変化はないように思います。
多少集中力が落ちた気がするぐらいですかね。
大事なことを忘れたり、思い出せなかったり、物事が理解できなくなったりはありません。
ただこの生活をずっと続けていると、ヤバそうな感じも。
ブログを書いて、本を読んで、節約を考え、韓国語の勉強をして。
少しでも頭を使う機会は、意識的に取り入れたいですね。
上記2つは大きな懸念はないですが、僕が一番心配しているのが世間ズレ。
例えば現役時代、空気を読んでのお付き合い残業、有休を我慢、気乗りしない飲み会に行くことはありました。
自由に振る舞っていたほうですが、それでも「さすがにココは合わせておいたほうがいいな」という場面があり、同じような人の気持ちも理解できました。
しかしセミリタイア後は、そういう機会が一切ありません。
すると当時の気持ちを忘れてきて、「自分の仕事が終わったら、さっさと帰ればいい。もし何か言われても反論できるやん」と思考が歪んでいきます。
現役時代も歪みはありますが、実際に帰りにくい場面を経験したり、そういう人を見聞きして、歪みを修正できました。
あまり極端なことを言うと、周りからも敬遠されるので、自己修正の機会もあります。
でも今はその修正がなかなか効きません。
お付き合い残業が理解できなくなるぐらいなら、可愛いもの。
しかし、思考が歪み、修正が効かずに固定化して、大きな世間ズレとなるのは危険な気がします。
ネットで好き勝手なことが言えて、反対意見は切り、同じような思考の人と繋がることで、さらに増幅していきます。
さらにちょっとおかしくなっても、生活に支障がありません。
この世間ズレの成れの果てが、ネヨウヨみたいな極端な思想の持ち主、あおり運転をする人達等。
1年半でさすがにここまでは行きませんが、この環境が20年・30年と続けば、おかしな人になってしまうには充分な時間かなと。
前述のように、思考の歪みを感じる場面はあります。
危険な環境にいることは意識して、世間の空気に敏感になりつつ、適時自己補正をかけていくべきだと感じています。
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