コスパのいいお金の使い方

お金は有限ですし、基本稼ぐのは大変なので、使う際には効率よく使いたいものです。
そこで今回は、コスパのいいお金の使い方を考えてみました。
前提として、用途について語るのはナンセンスだと思っています。
よく「モノ消費よりコト消費」とか人の使い道をディスったりしますが、そんなの人によります。
スポーツ観戦なんか行くよりも、ブランド品や宝くじを買うのが楽しい人もいる。
どの用途がコスパが高いかは、千差万別。
一般化できるのは、お金の使い道ではなく、タイミングではないでしょうか?
タイミングによってコスパが変わる理由は、消費が幸福度に与える影響が、足し算ではなくて掛け算と考えるからです。
旅行に行く例で説明しましょう。
旅行に行くと、幸福度が+5ではなく、×1.2という計算になります。
体調が悪かったり、大きな悩み事がある場合に、旅行しても全然楽しめません。
ベースの幸福度が0なので、どんな数字を掛けても0だからです。
状態が少し改善して、ベースの幸福度が5になりました。
この場合旅行に行くと、5×1.2=6となります。
元から比べると+1。
さらにベース幸福度が上がり、20になりました。
ここで旅行に行けば、20×1.2=24。
+4に上がりました。
経験上でも、同じような旅行でもセミリタイア前後では、楽しみが大きく異なります。
仕事の心配がなく、上記の通りベースの幸福度が違うからです。
旅行の例を挙げましたが、美味しいものを食べる、ショッピングを楽しむでも同じことが言えます。
この感覚は、多くの方がご納得いただけるのではないでしょうか?
確かに、いくらコスパが悪いと言えども、力づくで上げないといけない場面もあるかもしれません。
ただ、ストレス解消よりも、気分がいい時により使っていきたいものです。
ベースの幸福度を上げると共に、幸福度が高い時に厚めに使うことが、一般的にコスパのいいお金の使い方だと思います。
- 関連記事
-
- これが月30万円でする最高生活だ!
- コスパのいいお金の使い方
- Q&A(2019年12月7日~12月24日)