マネーリテラシー欠如の恐ろしさ

世間は新型コロナ一色の中、こんなニュースに目が止まりました。
●ロナウジーニョ氏「偽造パスポート」で逮捕 生涯収入200億円→600円の転落人生
サッカーのスーパースター・ロナウジーニョが偽造パスポートで逮捕されたとのこと。
偽造パスポート作成の背景には、罰金刑の支払いを滞納したことで、国外逃亡防止の為、パスポートを差し押さえられたことがあるみたいです。
金欠の原因は、不動産や仮想通貨投資での失敗。
記事では、生涯年収200億円→600円の転落人生と書かれています。
信じられないような話ですが、海外セレブでこういう事例はちょくちょく耳にします。
日本でも超高収入のはずの小室さんや掛布さんの金銭問題がありました。
僕はこれらのニュースを見るたびに、マネーリテラシー欠如がいかに恐ろしいことなのかつくづく実感します。
豊かな生活を送るために最も重要なのは、稼ぐ力でしょう。
しかしマネーリテラシーが恐ろしいのは、その数値が著しく低いと稼ぐ力が全て無意味化してしまう点。
上記の例のように、無駄に過剰なリスクを取って失敗すれば(騙されれば)、何億円あろうともすっからかんになってしまいます。
これは高所得者に限った話ではありません。
マネーリテラシー欠如を狙った小さなトラップが、日常生活の至る所に仕掛けられており、知らないことで少しずつお金が吸い取られていきます。
税金、社会保障費、保険、利息、ギャンブル、投資、不動産、ブランド品・・・
残念ながら、僕よりも頭が良くて能力が高い人達が、これらのシステムを知らないことで、無駄なお金を取られている事例を数多く見てきました。
一生涯にしたらかなりの額になり、それが本来しなくてもいい苦痛な労働に繋がっていると思います。
マネーリテラシーがない人=バカと言われたりしますが、決してそんなことはないでしょう。
最低限のマネーリテラシーは、バカでも獲得できる簡単でシンプルな事柄。
そして最低限のマネーリテラシーさえあれば、少なくても致命的に搾取されることは避けられるはずです。
具体的には、以下①~③ができれば充分かと。
決して難しいことではないし、難易度・労力に対する成果はめちゃくちゃ高い知識です。
①FP3級レベルの基礎知識を習得する
②信頼できるマネーバイブル本を見つける(山崎元さん等)
③分からないものにはお金を使わず都度調べる
どんな人でも、お金からは目を背けられないし、面倒くさいからと避けようとすると余計に面倒くさいことになるのがオチです。
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