10年に一度の暴落直後でもセミリタイアしたか?

セミリタイアブログを定期巡回しているのですが、tanner様のブログ「Synergetic LifeStyle Blog」の中に、以下の興味深い記事がありました。
果たして10年の一度の暴落直後でもアーリーリタイアしたか?
「今年のように暴落があった年(資産が大きく目減りした年)でも果たしてアーリーリタイアしただろうか?」との疑問に対して。
(起きなかったことは)判りません!!(笑)。
ただし、『仮に暴落の時点でリタイアしたとしても、後悔はしなかっただろう』と書かれています。
面白い視点だったので、僕も同じ疑問について考えてみました。
結論は、時系列的にセミリタイアすることになっていました。
上司に退職を伝えたのが前年10月、手続きを開始したのが1月。
この時点ではコロナ問題が出始めで、まだ株価暴落前ですから、決定に影響を与えるほどじゃありません。
いよいよヤバくなってきて、株価暴落が始まった2月中旬では、もう退職届も提出済みです。
頼み込んで撤回することも出来たかもしれませんが、さすがにそれはしてないでしょう。
これで終わってはあまりに面白くないので、仮に退職を伝える前の8・9月頃にコロナ問題発生&株価暴落したらどうだったか?を考えます。
この場合の結論は、予定通りセミリタイアしただろうとなります。
僕の計画は、セミリタイア期間はリスク資産を完全放置して、無リスク資産切り崩しとその他収入で凌ぐというもの。
株の換金は20~30年後なので、リスク資産が暴落しても、当面のセミリタイア計画に影響はありません。
不況でバイト等に影響はあるかもしれませんが、数年後には復活すると考えれば計画を根底から覆される程ではない。
よって、多少の不安はあれど、セミリタイアを強行したことでしょう。
以上の思考より、株価を前提にしたセミリタイア計画は立てないほうが無難だとお伝えしたいと思います。
そもそも今回の時系列では、退職1ヶ月半前に株価暴落でした。
普通は数ヶ月前には退職を伝えるでしょうから、後悔しても後の祭り。
セミリタイア達成というはれのひに、どんよりとした気分では台無しになってしまいます。
また、手続き前の暴落で当初計画を遅らせることになった場合、相当な不快感・絶望感だろうと容易に想像できます。
フルマラソンで40km走ってきて、あと2kmちょいでゴールの時に、「10km追加ね」と言われるようなものです。
ムリムリムリムリムリムリムリって感じですね。
特に、僕みたいに仕事が死ぬほど嫌な人は、株価が直前に暴落したとしてもセミリタイアする計画を立てることを強くオススメしておきます。
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