コロナの教訓は分散と柔軟の大切さ

新型コロナの惨劇の中、価値観の変化が見られます。
例えば、東京より地方、フリーランスより正社員、レンタルより所有みたいな。
一部自分の選択が賢明だったマウント発言もあり、お気持ちは分かりますが、絵に描いたような結果論に見えます。
今回はたまたま100年に1度の感染症でしたが、これが大地震だったらどうでしょうか?
所有よりレンタルという、全くの逆の結論になっていたでしょう。
コロナ後の生活様式として、当面意識が必要なことはもちろんあるでしょう。
しかし、感染症を前提に長期の選択をするのは、ちょっと違うかなと思っています。
コロナの教訓は、「感染症を意識した行動をすべき」よりも、「分散と柔軟の大切さ」ではないでしょうか?
感染症と言うほぼ誰も意識してなかったことが、突然起きて日常を大きく変えてしまいました。
事前に備えて、最も有利な選択をしておくことは無理でした。
多くの人が、何らかの痛手を被っています。
じゃあどんな人の傷口が浅かったのか?
資産家や運の要素を除くと、分散していた人、柔軟に変化できる人だと思います。
複数の違った収入源、能力、趣味を持つ人は、一部がダメになっても、ある程度収入を維持しながら、楽しい日常を送ることができました。
また柔軟に変化できる人も、新たな仕事を得たり、別の楽しみを見出すことができました。
逆に集中と固執で、運悪く直撃してしまった人は、悲しいけどなす術がありません。
コロナ問題の教訓を感染症で留まるのではなく一般化して、分散と柔軟をより大切にしていきたいと感じました。
- 関連記事
-
- 今月で35歳なのでバシッと目標を立ててみた
- コロナの教訓は分散と柔軟の大切さ
- アフターコロナの世界で密かに期待していること