セミリタイア前の完全燃焼は重要

セミリタイア前の準備として、大事なことは何でしょうか?
それなりの資産、退職後の収入源、趣味、人脈等々。
もちろんこれらも大事だと思いますが、もう1つ仕事での完全燃焼を挙げておきたい。
よくスポーツ選手の引退会見で、「もうやりきったので、悔いはありません」と清々しい表情をしているのを見ます。
イチロー選手も、「後悔などあろうはずがない」と言っていました。
この完全燃焼での納得感が、スポーツ選手に限らずセミリタイアの退職時にも重要だと考えるのです。
納得感があれば、後から選択を後悔したり、現役の人に嫉妬する可能性が少なくなります。
そう言っても、現実には結構難しそうで。
一流で何かを達成しないと、完全燃焼感は得られないイメージがあるかもしれません。
でも決してそんなことはなく、個々に応じたロジックを作ることは可能。
五流公務員だった自分の例を挙げさせていただきます。
僕は4つの職場で、The公務員的な事務仕事から、交渉や企画チックな仕事まで、様々経験させてもらいました。
各職場で、特段不遇な扱いを受けたこともありません。
世間的に職場環境は、ある程度恵まれていたでしょう。
しかし、いい環境で頑張っても基本劣等生だし、気持ちを安定させて仕事を続けていくことは絶対に無理だと悟りました。
自分の実力を100%出しても、通用しないんだと。
客観的事実としてはどうか分かりませんが、僕的にはそう確信しました。
これが自分なりの完全燃焼ストーリーです。
だから、巷でサラリーマンにボーナスが支給されたり、お粗末な仕事ぶりが発覚しても、心がざわつくことはありません。
自分が逆立ちしてもできなかったことを、日々やっている人が優遇されるのは当たり前なので納得できます。
無理矢理続けていても底辺状態が改善されない点も確信しているので、後悔などあろうはずがありません。
手前味噌で、五流の例を出しましたが。
一流だけじゃなく、二流・三流・四流でも自己認識中で完全燃焼することはできるはずです。
セミリタイアの選択により自信が持てるので、ぜひ完全燃焼しておいて欲しいと思います。
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