SAPPOROおみせ応援商品券がソッコー完売からの教訓

先日のブログ記事「最近の経済活動雑記(お得情報編)」の中で触れたSAPPORO おみせ応援商品券。
1,000円×12枚(12,000円)の商品券が、10,000円で購入できてお得です。
20%プレミアムですが、1,000円単位が僕的に微妙に使いにくかったので、様子見方針でした。
ニュースにはなっていますが、札幌市民&通勤・通学者限定、1人1冊、50万冊。
札幌市の人口は190万人、通勤・通学者が数十万人いてもまあ瞬間蒸発はないだろうと思っていました。
ですが甘かった。
蓋を開けてみると、8月5日発売で、4日後の8月8日午後には札幌市より完売報告。
「SAPPOROおみせ応援商品券」は、販売枚数に達したため、販売終了いたしました。 https://t.co/TNyKHrUGsT
— 札幌市広報部 (@Sapporo_PRD) August 8, 2020
どうやら1人1冊は形骸化しており、1人で売り場をハシゴして何冊も買った人もいたみたい。
ここで比較したいのが、度々記事にもしているサッポロ夏割とスマイルクーポン。
上記2つとGo To の併用で、ホテルにタダで泊まり(ワンチャン儲かる?)、朝食を食べ、3,000円分クーポンをGETできます。
おみせ応援商品券のほうが、使える店が圧倒的に多いですが、お得額は1冊2,000円。
金額だけ見れば、サッポロ夏割&スマイルクーポンも決して負けていません。
しかも、サッポロ夏割が先着20万名、スマイルクーポンは先着40万名と人数制限も少ない。
しかし、両者の完売時期には大きな違いがあります。
7月23日スタートですが、僕が8月5日に泊まったホテルではスマイルクーポンはまだGETできました。
なぜこれほど完売時期に違いが出るのか?
おみせ応援商品券ほうが魅力的に感じる人が多い、(ルール無視すれば)1人が短時間で何冊も買えてしまう等も理由でしょう。
ただもう1つ、僕はルールの複雑さにも要因があると思っています。
おみせ応援商品券は、超単純明快。
10,000円出せば、12,000円分の商品券が買える。
近所の郵便局や一部スーパーでも売っています。
対して、サッポロ夏割&スマイルクーポンは、少しだけハードルが高い。
制度をザッと理解した上で、対象のホテルや宿泊サイトを見て、具体的なホテルの料金を確認して予約をする必要があります。
Go To はもう少し複雑で、制度や申請するための書類もチェックしないといけません。
このハードルの分だけ参戦者が少なく、約2週間後でもまだ生き残っていたのかなと思います。
でも決して、複雑な制度ではありません。
ちょっと調べれば誰でも利用可能で、かなりオイシイ思いができました。
以上の経験での教訓。
ちょっとでも複雑な節約は、ブルーオーシャン。
みなさん頭はいいですが怠惰なので、調べたり、実践する人は少ない印象。
例以外にも、格安SIMやiDeCo等は、ちょっと複雑なのでそのお得度程広まっていない気がします。
大して難しくもなく、やってない人も多いので、少し調べて実践すると非常にコスパがいいと思っています。
僕自身も加齢と共に、正直調べたりするのが億劫になっている感覚はありますが、自分のためにちょっと調べるから逃げないでおこうと思います。
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