北海道周遊旅行記(3・4日目 知床・網走編)
■3日目
知床ウトロ温泉のゲストハウスで起床。
朝から温泉に入って、いざ出発です。
まずはバスで、知床五湖に行きました。
知床五湖散策には、3つのコースがあります。
高架木道で、安全かつ手軽に一湖だけを見るコース。
遊歩道を通るショートコースとロングコース。
もちろん僕は、五湖全部を見られる3kmのロングコース。
申請書を250円で購入して、ヒグマ対策のレクチャーを受けてから行きます。
ちなみに5~7月のヒグマ活動期は、ガイドさん同行が必須で、数千円の費用が必要みたい。
遊歩道はこんな感じで、確かにヒグマが出てもよさげな雰囲気・・・

そして、五湖→二湖の順番で巡っていきます。
以下上記順番での写真。
僕的には、五湖が一番好きですかね。




二湖のあとは、高架木道コースに合流して一湖を眺めます。
湖面に知床連山が反射する景色は、本当に最高です。

見どころは湖だけじゃありません。
一面の緑と果てしなく広がるオホーツク海の青、本当に素晴らしい。
この絶景が世界遺産にならないはずがなく、その辺の観光地とは比べ物にならない程の感動です。


散策後は、名物の鹿肉バーガーをいただきました。
淡白でヘルシーな感じですが、味もしっかりしています。

五湖からバスでウトロ温泉に帰りますが、知床自然センターで途中下車。
フレペの滝を見に行きます。
途中では、鹿が間近にいました。
先程食べちゃったけど。

徒歩15分程で、フレペの滝に到着。
ド迫力の岩肌と流れ落ちる滝、真っ青なオホーツク海。
スケールが半端なくて、圧巻でした。


その後、バスでウトロ温泉に戻りました。
昼食は、道の駅で知床産時しらずの親子丼。
時しらず=鮭ですが、一般的な秋鮭とは違い、初夏~夏に取れる鮭。
若くて脂が乗っているのが特徴です。
聞いていた特徴通り、脂の乗り具合が抜群!
いくらも最高でした。

昼食後は、ウトロの町を散策。
海辺のオロンコ岩っていう大岩があります。

この岩が登れるようになっていて、頂上まで行ってみました。
高台から眺める海や知床が、良かったですね。

岩から降りて、ウトロ漁港へ。
カモメが鳴いて、穏やかな時間が流れています。

名残惜しいですが、夕方にバスで知床斜里駅に戻り、そこから電車で網走まで移動します。
途中偶然GETしたMS案件をこなします。
仕事で馬刺しとか食ってました
— 金村 圭介(김 용규) (@kimyonggyu1985) August 27, 2020
いいタイミングで仕事あって5,000円稼げた pic.twitter.com/wWiArunHhW
夜9時過ぎに、網走駅近くの民宿ランプに着きました。
じゃらんの網走駅付近で最安だった1泊2,500円の宿で、4.5条和室、クーラーなし、ブラウン管テレビ、家庭用のちょっと広い風呂と超アットホームな雰囲気。

宿の人から、「You Tubeのスーツさんって知ってます?」と聞かれました。
以前ブログ読者の方教えてもらい、横浜国大の後輩でもあり知っていました。
どうもこの宿に何度も泊まって、紹介しているらしいのです。
早速動画を見てみると、民宿ランプが出ていました。
まさに自分が泊まっている宿、駅からの近道も通ってきたので、テンションが上りました。
■4日目
朝食は、スーツ氏御用達のランプパン200円を食べました。
レーズンと砂糖の素朴なパンです。

ランプでレンタサイクルを借りて、網走観光です。
まずは有名な網走監獄。
重罪人の厳しい監獄生活を見る施設と思っていたのですが、それだけではありません。
実は囚人は北海道開拓に大きく関わっており、特に網走から道央方面へ行く中央道路は、網走刑務所の囚人達によって作られたもの。
当時は人権意識も乏しく劣悪な労働環境で、道路建設の間に多くの囚人が命を落としました。
現在の北海道の豊かな生活は、彼らの犠牲あってのものであるとリスペクトする施設でした。




網走監獄に来たら、監獄食は必須です。
ホッケ定食を食べましたが、普通に美味いです。
少なくても、時間がなくて菓子パンやお菓子を食べている社畜よりもいいのは間違いない。

次はオホーツク流氷館。
冬場、網走に来る流氷の世界を体験することができます。
クリオネちゃんにも、癒やされます。
-15℃の世界では、濡れタオルを15秒回すと凍ってしました。


施設の展望台からは、網走湖や能取湖を眺めることができます。
流氷ソフトクリームは、青い塩が適度なアクセントになっており美味しいです。


3箇所目は、北方民族博物館。
昔の北方民族の暮らしや文化が学べるようになっています。
様々な工夫で冬の厳しい寒さを乗り越えつつ、独自の豊かな文化を育んだ先人たちには敬意を評しますね。


以上3つの網走主要観光地を制覇。
僕はレンタサイクルで行きましたが、高台にありダラダラした坂を3km登ってなかなかハードでした。
体力に自信のない人は、車やバス、電動自転車で行くことをオススメします。
この時点で、まだ夕方4時前で夕食には早かったのですが、観光案内所併設のレストランへ。
網走ザンギ丼を食べてみたかったのです。
北海道の一般的なザンギは、鳥の唐揚げですが、網走ザンギ丼は鮭の唐揚げ。
鮭の唐揚げって初めて食べたのですが、ボリュームもあっていいですね。
自分でも作りたいと思います。

これにて網走観光は終了。
翌日からは稚内ですが、網走から行くと着くのが遅くなるので、今日中に旭川まで行っておきます。
特急で4時間弱、夜9時過ぎに旭川駅に到着しました。
本日の4食目、山頭火の塩ラーメンをいただきます。
豚骨ベースの塩ラーメン。
絶妙な感じの上品さがあって、めっちゃ美味しかったですね。

宿泊は、旭川駅近くのビジネスホテル
北海道第2の都市だけあって、ビジネスホテルがたくさん。
金曜日にも関わらずGo To適用で、2,300円で泊まることができます。
やっぱり個室のビジホはいい。
深夜と早朝にアレをアレして満足しました。
網走の民宿でも出来たのですが、宿の人と話したのでイカ臭いテッシュを残すのがはばかられました。
顔も見たことない掃除のオバちゃんになら、羞恥心は感じません。

書いていたら随分と長文になってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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