弱小セミリタイアは不況に強い

コロナ不況で厳しい生活を強いられている人がいる中、僕自身は全く不況感がありません。
今後の経済的不安も特にありません。
退職後初めての不況を経験してみて、弱小セミリタイアは不況に強いと感じました。
少し言葉の定義付けをします。
弱小セミリタイアとは、給与・事業・株等でガッツリ稼ぐ訳ではなく、収入・支出共に小規模で暮らすセミリタイアのこと。
類は友を呼ぶで、同じようなセミリタイアの方々と交流がありますが、彼らも苦しそうな雰囲気はありません。
客観的に見ても、ヤバそうな感じはしません。
「弱小セミリタイアは不況に強い」理由を分析していました。
①収入は大して変わらず、物価下落で購買力が上がる
弱小セミリタイアは、低収入を前提としているし、株取引のテクニックに頼っているわけではありません。
つまり収入にあまり依存していない訳で、不況で少しぐらい入ってくるお金が減っても大きな影響がありません。
また、いくら不況でも月数万円態度稼ぐことならできます。
確かに、激減した仕事(僕の場合は、リゾバやMS)はありますが、特に変わらない仕事もあって、月5~10万円稼ぐ程度ならできます。
収入維持で、不況で物の値段が下がれば、むしろ購買力があり豊かな生活ができます。
②経済対策の恩恵を受けられる
弱小セミリタイアは、社会的・経済的弱者と分類されています。
収入至上主義ですからね。
不況になると、弱者に手厚い対策が取られがちですが、特に弱小セミリタイアみたいな時間のある弱者が最も恩恵を受けられると思います。
これまでの経済対策を見ても、対象を非課税世帯に限ったものが多くありました。
今回も最初は一律10万円ではなく、収入激減した人に30万円でした。
その他、僕が利用したサッポロ夏割も、フルタイムで仕事をしていたらいいホテルを見つけて、ガンガン泊まるのも難しそう。
残念ながら逃しましたが、プレミアム商品券も時間がある人が大量に買い占めたみたいです。
Go Toトラベルも有効活用できますね。
③相対的地位が上がる
不況になると、失業やボーナスカット等のニュースが頻繁にやっています。
一方弱小セミリタイアは、①のようにそもそもの収入が少ないので、大して変わりません。
上が落ちてくる訳で、相対的な地位が上がる(差が少なくなる)ことになります。
いくら「他の人のことは気にしない」と言っても、100%の絶対指標はないと思います。
多かれ少なかれ、他者を比べる相対的指標はあるので、相対的地位が上がるのは良いことです。
④圧倒的な節約力がある
そうは言っても、長期的な収入減や株価低迷で、生活費の変更は余儀なくされるかもしれません。
しかし、圧倒的な節約力があるので、困ったら使わなければいいと考えることができます。
多少娯楽は減るかもしれませんが、無料or低額娯楽の駒を持っているので、まあそこそこ楽しくは暮らせる自信があります。
そのため、そう不安感は強くありません。
以上①~④、今回の不況を通じて、弱小セミリタイアは不況に強いと感じました。
じゃあ逆に、好況時はどうなん?と言われると、裏返しでマイナスに働くような気がします。
給与がいくら上がっても、そんなに働きたくないので恩恵は少ない。
相対的な地位が下がって、飯マズになってしまいます。
でも、ジリ貧状態の日本において、今後それほど好景気に沸くみたいなことはイメージしづらいですね。
暗いニュースが多い中でも、いや逆に暗いニュースが多いぐらいのほうが、楽しく安心して暮らしていけそうです。
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