オッサンの感受性は捨てたもんじゃない

今年僕は歳男の36歳。
つい最近大学に入学したような感覚ですが、いいオッサンになってしまいました。
結婚も仕事もできず、みすぼらしい人生を送っております。
この点は20歳の時に予想した通りだったのですが、1つ意外なことがありました。
オッサンの感受性がなかなか捨てたもんじゃないんです。
別の言い方をすると、オッサンって意外と楽しむことができる。
むしろ、同じ物事でも、若いときよりもオッサンのほうが楽しめるんじゃね?と思います。
例えば、僕は小5ぐらいからずっとプロ野球を見るのが好き。
昔は、試合を見ていても「お~、打った」とか「150km出た」みたいな。
データも打率とか、本塁打、防御率とか極めて代表的なものしか注目していませんでした。
しかし、観戦歴が長くなってくると、見方も肥えてきます。
投球カウントから配給を予想したり、データ的にも出塁率とか幅広く注目するように。
四半世紀見続けているので、過去の名場面やエピソードのストックもあります。
それらを踏まえて観戦すると、学生の時よりも、味わい深くプロ野球を見られている実感があります。
同じことは、旅行にも言えて。
小学生の修学旅行で京都・奈良に行ったのですが、お寺とか見てもマジで無でした。
それが30代ぐらいになって行ってみると、感覚が違って興味を持てるようになっていました。
他にも、昔は何とも思わなかった桜や紅葉、夜景を見ても、今ならかなり感動できますね。
もちろん、逆に興味を失ってしまったものもあります。
しかし、プラマイを考えると、全体的に広く、一定のものはより深く、見られるようになった気がします。
以上を短く言うと、オッサンの感受性は捨てたもんじゃない。
コスパ的には、若い時よりも、オッサンの消費のほうが上な気がしています。
40代・50代となっていきますが、さらにコスパが高まっていく可能性を加味すると、楽しみだったります。
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