ガチ節約時代の支出を振り返る

僕は今でこそ割りと大らかに消費していますが、5年数ヶ月までは1秒でも早くセミリタイアしたいとガチ節約していました。
年間支出額は100万円ちょい。
天引きされている税金・社会保険料は含んでいませんが、通勤定期代は含んでこの金額。
また年2・3回も旅行にも行っていました。
これらの大型支出を除くと、平均的な月の支出は7万円を切ります。
今回の記事では、ガチ節約時代の支出を振り返ってみます。
大型支出がない平均的な月として、2017年5月をピックアップしてみました。
セミリタイアしたのが2018年3月なので約1年前。
この時点では、あと数年は働くつもりでいました。
支出は以下の通り。

総支出が64,000円程。
今と比べると、食費(外食費)、被服費、教養・娯楽、住居費、通信費等が安いです。
住居費に関しては、仙台よりも相場の安い福岡なので、クオリティはそう変わりません。
しかし、その他の出費に関しては、明らかに今より落ちます。
食費は、外食費合わせて8,000円。
とにかく安い食材を選び、外食も月1回行くか行かないか。
被服費は、年間でも1.5万円とかで、よほどヘタらないと変えません。
教養・娯楽も、市営ジムに週1で行くのが主。
今ではDAZN等のサブスクに入っていますが、一切なし。
月1程度で行っている旅行も、当時は数ヶ月に1回。
通信費も、今は無制限&高速のホームルーターで快適なネット環境を確保しています。
当時は、微妙に遅いスマホのテザリングで全て賄っていました。
おそらく速度は、5Mbpsにも満たなかったはずです。
交際費は、たまたま仕事の関係で飲み会に参加しましたが、基本は0。
誰かと個人的な付き合いをすることもありませんでした。
とにかく金を使わないことを最優先に考えていました。
こういう生活を、新社会人から退職に至るまでの10年間続けてきました。
「何が楽しくて生きてるのか?」的なニュアンスのことをよく言われましたし、自分で振り返ってもそう思います。
しかし、当時の僕は特に何も感じていませんでした。
節約によるストレスなども一切ありません。
受験生が毎日10時間勉強したり、アスリートが猛練習するのを傍目から見ると、さも禁欲的に見えますが。
当の本人的には、そこまででもないのと同じ。
完全に習慣化しており、当たり前のようにやっていました。
節約家の皆が通る道であるように、「若いうちはもう少しお金を使って、色々な経験をしたほうがいい」と事あるごとに耳にタコが出来るほど言われ続けてきました。
しかし、僕は頑として無視しました。
そのおかげで、32歳でセミリタイアできたのは間違いありません。
また自分自身は、お金を使うに値する投資対象ではないと分析しています。
さらに、仕事のストレスを抱えたままお金を使っても、効果は極めて限定的とも思っています。
一方で、ガチ節約がつまらない人間にしたのかもしれません。
先人達が言うことには、後々納得させられることが多いと経験的にも分かります。
二通りの人生を経験することはできないので、全ては仮定の話。
真相は闇の中です。
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