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サンクコストって難しい

金村 圭介(김 용규)

経済関係の本を読んでいるとよく「サンクコスト」という言葉ができています。
サンクコストとは、

投資、生産、消費などの経済行為に投じた固定費のうち、その経済行為を途中で中止、撤退、白紙にしたとしても、回収できない費用
(YAHOO百科事典より引用)

です。そしてサンクコストは意志決定の際に忘れろと言われます。
例えば1,500円のチケットを買って野球を見に行ったとします。
途中で雨が降り出して寒くなって、試合もつまらない展開でした。
この場合最後まで見るほうがいいでしょうか?途中で変えるほうがいいでしょうか?


(最後まで見た場合)
チケット代の1,500円とつまらない試合を雨に濡れながら見る時間を無駄にする。

(途中で帰った場合)
チケット代の1,500円が無駄になる。

途中で帰ると残りの時間は有効に使えるは可能性があるので、帰った方がいいということです。
サンクコストである1,500円はスッパリと忘れて今後の行動を決めることが合理的です。
せっかく1,500円払ったのだからなどと考えていると残りの時間までも無駄にしてしまうということです。

同じことは一度入った生命保険とか大きな話しではダムの建設にも言えることです。

本を読んで、当たり前のような話ですが、改めて意識すると大切なことだと関心した記憶があります。
それ以来、サンクコストを意識して行動するようになりました。

でもここで問題が発生してきたのです。
例えば図書館で本を借りてきたときのことです。
読み始めると、何となく面白くないということに気づきました。
サンクコストである本を借りたという行為は忘れて、面白くないので読まないという行為を選択しました。
そしてこんなことが何回か続いて、結局、借りては途中でやめの繰り返しになっていることに気がつきました。

そうです。サンクコストを意識しすぎて諦めが早くなってしまったのです。
今までだったら、せっかく借りたのだから原則は最後まで読んでいました。確かに最後までつまらないことも多かったのですが、何かためになることが少しでもあることもあったのです。

いい考えでも、現実的に行動してみるとうまくいかない。
そういうことを色々経験して、試行錯誤して自分の身になっていけばいいと感じました。
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Posted by金村 圭介(김 용규)
        

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